安達太良自然センターのWEBサイトを開設
About | 安達太良・吾妻 自然センターについて
ようこそ、磐梯朝日国立公園の「火山旅」へ
安達太良・吾妻 自然センター (Adatara Azuma Nature Center)は、安達太良連峰の麓「岳温泉(だけおんせん)」に拠点を置き、磐梯朝日国立公園の活火山(磐梯・吾妻・安達太良)と、その山麓エリアを巡る山旅やアクティビティをサポートする施設です。登山やロングトレイルに関する情報提供や、道具に関する相談/販売/レンタル。自然体験プログラム(登山・トレイルランニング・リバートレッキング・ファットバイク・E-Bike・スノーシュー・BCスキーなど)の造成やガイドツアー、そして企業さま向けの各種研修やガイド育成なども行っています。
また、安達太良・吾妻 自然センターには、岳温泉の温泉旅館「お宿 花かんざし」とカフェストア「丘の暮らしと山の旅」が同じ建屋内に併設しています。山旅に出かける前や後のご宿泊や日帰り温泉のほか、この地域の豊かな伏流水でつくられる日本酒、そしてクラフトビールなども自然体験の一部としてご提供しております。また、ドリップコーヒーなどカフェドリンクを提供しているラウンジスペースは自由にお使い頂けますので、地図を広げてゆっくりと山旅の計画にふける時間をお過ごしください。
安達太良・吾妻 自然センター
安達太良・吾妻 自然センター (Adatara Azuma Nature Center)は、「歩く東北研究所(運営・企画)」「お宿 花かんざし(旅館宿泊業・カフェ飲食業・物販)」「インアウトバウンド東北(旅行業)」の3社が共同運営しています。施設内にはカフェ&バー、ショップ、宿泊機能を備えた店舗「丘の暮らしと山の旅」があり、安達太良自然センターの「山旅」サービス拠点として充実を図っていきます。
-
施設サービス内容:①磐梯朝日国立公園/磐梯吾妻・猪苗代地域のトレイル情報の提供 ②カフェ&バー、お土産販売 ③山旅向け宿泊サービスの提供 ④ロングトレイル用のギア販売 ⑤各種セミナーやイベントの開催
-
所在地:福島県二本松市岳温泉1-104 「アクセス」はこちらより>
-
電話:080-1490-1828(丘の暮らしと山の旅)/ 090-7171-0350(安達太良自然センター 代表)
-
メール:info@adatara.jp
合同会社歩く東北研究所
会社概要(準備中)>
株式会社インアウトバウンド東北
SNS
Long Trail | ロングトレイル
磐梯・吾妻・安達太良 ボルケーノトレイル®︎
安達太良・吾妻 自然センター (Adatara Azuma Nature Center)は、磐梯朝日国立公園に広がる3つの活火山と湖沼群をつなぐロングトレイル ハイキングルート「磐梯・吾妻・安達太良ボルケーノトレイル®︎」のトレイルセンターの役割を担っています。日本百名山にも数えられる「磐梯山(標高1816m)」、「吾妻山(標高2035m)」、「安達太良山(標高1700m)」をつなぎ、周囲に点在する古くからの温泉地や山小屋、キャンプ場などに泊まりながら「旅」としての山歩きを愉しむことができるルートのご提案をしています。
このロングトレイル の特徴は、なんと言っても旅路の中で3つの活火山=VOLCANO(ボルケーノ)をめぐること。磐梯朝日国立公園の中でも同じ「磐梯吾妻・猪苗代地域」にありながら、その山容や成り立ちも含めて三山三様であり、それぞれを繋いで歩くからこそ見える互いのエリアの情景もこのトレイルの魅力のひとつです。
また、火山の噴火活動がつくり出した湖沼群にも触れながら歩くことができるのも、ボルケーノトレイルならでは。磐梯山の山体崩壊により形成された桧原湖は、日本一大きな火山性の堰止湖としても知られています。その他にも日本で4番目に大きな湖「猪苗代湖」や、裏磐梯の人気観光スポット「五色沼湖沼群」、そして吾妻連峰の東側には魔女の瞳とも称されるカルデラ湖なども見られ、それらのランドマークを紡ぎながら総延長200km以上のルートを歩きます。
ロングトレイル の良いところは、マラソン大会などとは違い全部を1度に完結させる必要がないことです。自分のペースで、歩きたい季節に歩きたい距離を踏んでいき、何年もかけて踏破を目指すのもロングトレイル というチャレンジの醍醐味でしょう。また、初めから踏破を目指さずに、例えば「温泉×セクションハイク」などテーマ型の愉しみ方ができるのも「磐梯・吾妻・安達太良ボルケーノトレイル®︎」のセールスポイントです。
このように多様な時間の過ごし方ができるこの地域を、より多くの人たちにご案内するための場として、安達太良自然センターがあります。このトレイルを歩く計画を立てるためのサポートはもちろん、セクションハイクを含むガイディングツアーやルート周辺地域での自然体験アクティビティなども実施しています。また、「磐梯・吾妻・安達太良ボルケーノトレイル®︎」というプラットフォームを活用し、県市町村の枠を越えた次世代を担う人のつながりを形成することで、この大自然に囲まれた国立公園の持続可能性を考える機会にしていきたいと考えています。
「磐梯・吾妻・安達太良ボルケーノトレイル®︎」のリリースに向けて、現在コンセプトブックやマップなどの制作を行っています。その過程やリリース日程、関連イベントなどに関する情報は、このWEBサイト内の「Topics」や「公式instagram」にも掲載していきますので、そちらも是非ご覧ください。
磐梯・吾妻・安達太良ボルケーノトレイル®︎ 特設サイト>
Nature Experience | 自然体験
ふくしま火山旅
安達太良・吾妻 自然センター (Adatara Azuma Nature Center)では磐梯朝日国立公園の大自然を舞台とした、さまざまな自然体験プログラムを企画・造成し、この場所でしか経験できないアクティビティを提供しています。それらの総称は「ふくしま火山旅 / Fukushima Volcano Trail Journey」。この土地ならではの火山にまつわるストーリーを見て、触れて、感じていただく「火山×山旅」をテーマとした体験プログラムです。
野外アクティビティだけではなく、例えば「伏流水と日本酒」、「土と陶芸」、「源泉と温泉街」など、古くからの人の営みとともに醸成されてきた自然文化をアクティビティの中に織り込み、知の体験として愉しんでもらえるよう日々コンテンツの開発を進めています。
安達太良・吾妻 自然センターがある「岳温泉(だけおんせん)」も、ルーツはなんと1200年以上の歴史がある平安時代から続く温泉場。元々は現在の「くろがね小屋」の場所にあった温泉街は、江戸時代後期に起きた安達太良連峰・鉄山の山崩れによって流され、今でも土砂の中に埋まっています。一旦は壊滅した温泉街も二本松藩が手掛けた湯樋を使った引湯プロジェクトによって、同じ源泉地から湧く温泉の湯に今でも浸かることができています。
このように長きにわたるバトンを次の世代にも引き継いでいくため、今一度自分たちのルーツを掘り起こし、そして少しでも多くの方々に自然体験を通じて、それらのストーリーを愉しんでいただければと思っています。
Guide | ガイド
山旅サポーター
安達太良・吾妻 自然センター (Adatara Azuma Nature Center)では、ガイドのことを「山旅サポーター」と呼んでいます。その日、その場限りの案内役ではなく、この土地を「旅」として訪れてくださる方々に寄り添ってお供し、次の山旅に出掛けたくなるようなサポートを行っていくためです。これまで国内外を旅するように巡って様々なプロジェクトに従事してきた「山旅サポーター」が、フィールドで得てきた経験値をひとつでも多く持ち帰っていただけるよう、みなさまを火山旅にお連れします。
安達太良・吾妻 自然センター 代表
一瀬 圭介
Keisuke Ichinose
山岳カメラマン・冒険家
アラスカなど極北地帯の雪上を数百キロ進む超長距離バイクパッキングレースを中心に、ファットバイクによる競技活動を行う。また、山岳カメラマンとして国内外のアウトドアフィールドにおけるTV番組撮影や映像制作に携わる。2020年より福島県二本松市岳温泉を拠点に、磐梯朝日国立公園におけるロングトレイル ルートの造成や山旅事業を展開。株式会社丘と山製作所 / 安達太良自然センター 代表取締役、合同会社歩く東北研究所 副代表。KARRIMOR INTERNATIONAL / LA SPORTIVA / SALSA CYCLES アンバサダー。
山旅プログラム 企画・開発
後藤 光正
Mitsumasa Goto
合同会社歩く東北研究所 代表
ATガイド
日本山岳ガイド協会認定 登山ガイド・自然ガイド
Leave No Trace Level2 インストラクター
Wilderness First Responder
ロングトレイルハイカーとして、1000キロを超える「みちのく潮風トレイル」を踏破。その経験を活かし電車・列車と歩く旅を組み合わせた「みちのく潮風トレイル / Trail & Train」のプロデュースや荷物配送付トレイルツアーを開発。そのほか松尾芭蕉の奥の細道としても知られる出羽信仰の巡礼路を太平洋から日本海へ結び、地域の食、文化、人に触れる歩く旅「Coasit to Coast」など新しいトレイルの楽しみ方を提案し、JNTOのアドベンチャーツーリズムサイトでも紹介されている。自らもガイドとして活動するほか、旅行会社、広告会社での勤務経験を活かし、トレイルルートの造成や自然を活かしたプログラムおよび旅行商品の開発や、マップ等の制作やWEB・動画プロモーションまでワンストップで歩く旅をベースとした総合ブランド・プロデユースを東北各地で手掛けている。アトラク東北株式会社 代表取締役 / 株式会社インアウトバウンド仙台・松島 執行役員。
山旅プログラム 企画・開発
西谷 雷佐
Raisuke Nishiya
ATガイド
Leave No Trace Level1 インストラクター
Wilderness First Responder
幼少期よりカブスカウト/ボーイスカウト活動を通して自然と触れ合い、大学時代は約9ヶ月間に渡りバックパッカーとしてアメリカ49州を巡り各地の国立公園を訪れる。帰国後、旅行代理店勤務を経て「たびすけ合同会社西谷」「株式会社インアウトバウンド仙台・松島」を創業。その土地の地域性や暮らしぶりを読み解き、旅として商品化する事を得意とし、日本各地において旅行商品造成やガイド育成のプロデュース及びコンサルテーションを行い、自らもガイドとして活動している。合同会社歩く東北研究所副代表。